残念なデザイン(マンション生活編)

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1.残念なゴミ袋
 共用廊下に点々と滴の跡がゴミ置場まで続いています。ゴミ袋を持ち歩いた時に漏れ落ちたのでしょう。ドラッグストアで同じゴミ袋を調べてみると、大手オリジナルの45Lポリエチレン製(普通のポリ袋)で、厚み0.011mm、インドネシア製だと判明しました。

 店には同じ45Lの中国製(厚み0.023mmと0,03mm)も棚に並んでいましたが、ゴミ袋なんてみんな一緒でしょと、安さで選べばこの0.011mm商品一択になってしまうんです。

 インドネシアはポリ袋の原料である石油・ナフサの生産国で、人件費も抑えられると企画したのでしょうが、ゴミ袋としては薄すぎて、封筒の角でも穴が開き、上部をつかんで縛ろうとしただけで千切れ、オムツや猫砂で重くなると、ずどんと破れ落ちてしまうまことに残念な商品です。
 

 「もし使うなら2枚重ねにしてね」と表示していただきたいです。www
 集積所では、ゴミ収集車に入れる直前で中身の残飯などがバラバラに散らかりそうです。カラスは喜びますが、収集員は思いっきりストレスが溜まるでしょうね。

 実は、このドラッグストアのレジ袋は以前、黄色と銀(目隠し用)でしたが白色と青に変更してから、商品を入れると持ち手が破けるとクレームを受けていました。またかという感じなので、担当者は朝のゴミ出しを自ら体験していただきたいです。ww

2.残念な荷台用ゴム紐
 自転車の荷台に取り付けるフックの付いたゴム紐2本1組、中国製100均商品です。

 たった1度使っただけで、フックとヒモがこんな(拡大写真)のようになりました。
 「ゴムヒモを引っ張っての使用は禁止」と明記してほしいです。(泣笑)
 店にクレームするのは逆ストレスになりそうですが、たとえ100均でも、ちょっとモヤります。

拡大写真

3.残念な駐輪場(駐輪機)
 近くの新築マンションでは2段式の自転車ラックが採用されました。
 ここ山王・馬込の地形は坂が多いというか坂道ばかりなので、電動アシスト自転車が圧倒的に支持を集めています。それに大きなカゴや子供椅子などを付けると2段式の上段には重すぎて上げられません(乗せたら傾く)ので上段ばかりが空いていました。企画のリサーチが甘いのと施設台数の数字合わせなのかムダなことをやってます。せっかく敷地に余裕があるマンションなのに残念です。

 次に量販店の駐輪場、写真だとわかり難いと思いますが、自分の駐輪番号が何番なのか駐輪した側から見えないので、ロック解除には反対側に回って番号を確認しないといけないという駄作です。

停めた側から番号が見えない?

 ガイドの付いた駐輪機はまっすぐ突っ込むタイプなので、ハンドルの幅近くの間口が必要です。高低差をつけても前カゴ付きでは対応できません。
 近くのユニクロはオープン直後、駐輪ガイドレールをすべて取り払って、平置きフリーに変更し台数を倍増させました。さすが決断が速いです。

 例外もありますが、ハンドルを斜めにすれば45㎝幅~でも駐輪できるので、マンションの駐輪場では平置きに勝るものはないと確信しています。
 
 自転車ついでに:ミュシャは自転車の広告なのに、その商品(説明)よりも、はだけた衣装に象徴される活動的な新しい女性像を前面にして、新時代の到来を強く表現しています。

アルフォンス ミュシャ(1902年)
イギリスのペルフェクラ社の自転車のポスター

アルフォンス ミュシャ(1897年)
アメリカのウィヴァリー社の自転車のポスター

 ミュシャ(チェコ出身)はアールヌーボー(新芸術)を代表するアーティストです。
 堺市にアルフォンス・ミュシャ館があります。

 自転車メーカーのポスターなのにハンドルしか描かれていませんね、でもこれを承認した自転車メーカーの社長の決断は素晴らしいです。
 松尾好朗


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