私へ回答リクエストが来ましたので紹介します。
ゴミをゴミ置き場に出した後、そのゴミは誰のもの(所有権)になる?という質問でしたが、「一般ゴミ」と「資源」を混同されているところが見受けられましたので、それらを含めた回答をしました。
最初に、びんカン・紙類・PET等は再生資源(リサイクル)であり、ゴミではありません。また、公道等に設けられた地域のゴミ集積所は対象にせず、分譲マンションの共用部分であるゴミ置き場に出される「可燃ゴミ、不燃ゴミ」に限定して回答します。
ゴミ置き場に集積されたゴミは、区分所有法上の管理者(総会で承認された管理組合の理事長等)へ、「収集車が来たら、うちのゴミも一緒にお願いしますね。」と、決められたルールの中で、ゴミの管理を委託し ている状態です。実務は管理組合から受託した管理会社の清掃管理員等が行っています。
簡単クイズ1(答えは次回)
ゴミ収集車を待ち構えて直接ゴミを渡すのではなく、前もってゴミ置き場へゴミを出しておけば回収されることが周知されている場合は、各々の都合で部屋にあるゴミを、ゴミ置き場に移動して回収時まで預けているだけです。そのため、すでに不要であってもゴミの所有権が別の誰かに移転されることはありません。
管理運用上は、個々のゴミが誰の所有かを知る必要はありませんので、管理者(管理受託者)は「マンション内の誰かのゴミ」を、善管注意義務をもって管理を実施しているということになります。
毎月負担している管理費には、ゴミ置場の環境を清潔に保ち、適正に管理運営するための費用も含まれています。
簡単クイズ2(答えは次回)
回答は、清掃事務所の収集車がゴミを回収するまでは、自分が出したゴミをマンション内のどこに置いていても所有権は継続します。
ゴミに限らず、通常は管理組合が所有権を持つことはありません。
という回答をしました。
TVの関連ニュースで、「ゴミを出した時点でそのゴミの所有権を放棄したことになる」と専門家の先生が主張されてましたが、勝手にゴミを管理組合(管理者)か別の誰か?へ押し付けられても困りますし、所有権放棄も結構なんですが、じゃあそれ今誰のもの?ということです。
出したゴミから危険物、悪臭、発火、害虫、事件事故に関わることもあります。捨てたんだから関係ないは通りません。原因者は当然そのゴミを出した人(所有者)になりますね。
最近のフランスの暴動の動画ニュースで、暴徒が高級店のショーウインドウをたたき割っているシーンがありました。何度も何度も大きなハンマーやバールで叩いていましたが、割れません。ガラスにヒビが入っても中層フィルム膜(または中層ポリカーボネート)が頑丈で侵入できません。その後は映っていませんが、防犯ガラスの効果が非常によく分かりました。これを見たら犯罪者は侵入を敬遠するでしょうね。
フランス暴動のきっかけは、北アフリカ系の少年が警察の職質から車を急発進して逃げ、射殺されたことです。
同じように渋谷でクルド人が警察の職質から車で逃げようとしたので押さえ、クルド人だから差別されたと、2年前の渋谷デモにつながっています。
簡単クイズ3(答えは次回)
この渋谷のクルド人の場合、他国では射殺ものなんでしょうね、やましいことがないなら逃げなければいいだけです。
自分の周りでは、解体工として働くクルド人がいます。重機を操作できます。
うまくいかない自分の人生を、差別だとか他人のせいにしても解決しませんね。
川口や蕨に集まるクルド人が、反日組織に利用されないようにと願うばかりです。
松尾 好朗