
設計監理会社が多用する魔法の言葉、「でも、ソコはいつだってできますから」と軽くかわされ、その時は皆さん納得します。しかし、ソコは管理組合にとって重要課題であって、いつまでたっても解決(改良や交換工事等)できないのではありませんか?
これ何の話かというと、マンションの長期修繕計画で12~15年間隔で実施が必要になる大規模修繕工事では、外壁面等の高所作業のため足場を架けて、大掛かりな洗浄や補修工事をしますね、経年劣化が進んだ壁面等の塗装やタイル関係の補修・貼替、打継目地やダクトフードの交換、建具回りのシーリング打替え等の施工が主な内容です。
足場を架けないと施工ができない箇所が優先され、予算もそれらに取られてしまい足場がなくても施工できる箇所は、劣化が進行して気になっていても「そこ、いつだってできますから」と後回しにされるのが常です。
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パウル・クレー
『黄色い鳥のいる風景』
部分補修なら戸別のバルコニーを借りて施工することもありますが、大規模になると一戸一戸在宅時間に合わせて何度も居室(専有部分・私生活圏)内を通過する作業は非効率です。そのためバルコニー内の作業であっても全体が対象の場合は足場が必要な工事と扱います。
建物屋上の防水関係工事は専有部分を経由することなく、足場がなくても(補修周期が違っても)可能です。
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castle-and-sunパウル・クレー
『赤い城』
施工者側は工程上、できる限りイレギュラーな作業(専門知識・技術が必要で手間と時間のかかる作業)は工程管理を複雑化させ、労多く利益が削られるため嫌います。
つまり、施工に慣れた作業の面積を増やして、できる限り余計な仕事を入れない工程を組みます。
これは設計監理方式でもプロポーザル方式(提案型)でも同様です。
工程上、同現場で多くの業種を入れたくないのは理解できます。例えば電ノコ作業の塵埃が舞っている現場では塗装工事はできませんね、また材料等の搬入出で業者が重複すればエレベーターを待つ時間が全く無駄になります。
途中変更で参入した業者が共通足場を利用するならその経費負担や安全管理の責任問題も生じます。工程は天候にも左右されますので、途中からの工程変更はできるだけ避けるのが常識です。
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パウル・クレー「死と炎」(1940年)
大規模修繕工事は経年により劣化した個所を回復して建物を良好に保ち延命することが目的ですが、別な視点では本来優先するべき項目は、居住者が日常生活で困っている(不便、危険、不安、不格好等)事柄を解決して安心・安全性(防犯)の利便性を向上、ストレス緩和することにあります。
例えば、古臭いエントランスのデザインを改良(センスアップ)や、重くて苦労するゴミ置場の扉を軽く開けられるように改良する等を計画に盛り込まないと不満が残ります。
裏出口のオートロック不良を放置しているのは優先するべきです。
事前のアンケート結果で「希望が少数だったので」「基本計画に入ってないので」除外しましたというのは設計監理側の都合良い言い訳なので、管理組合はよく調査して予算配分するべきです。何もしないと予算すべてどころか予備費をも(余計な工事に)使われてしまいます。
終の棲家としている高齢居住者にとっては、次の大規模修繕時期に存命されているのか分からない大事な期間です。
さらに12~15年も不便を強いられるのはストレスが溜まりますね。
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ad-parnassum パウル・クレー
『パルナッソス山』
マンションに住むことなく賃貸収入を得ている自称「投資家」のような外部区分所有者は、家賃さえ確保できれば、居住者の生活上の安心・安全、機能・利便性向上等は全くどうでもよい(興味なし)立場の人が多く、積立金の値上には反対、賃貸に有利な条件(ペット飼育可に変更等)には賛成なので、実住区分所有者が計画をリードしましょう。ww
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「Nach der Überschwemmung」(1936年)
「修繕積立金を何千万円も取り崩して一体何の工事したんや?」と言われないように依頼を受けた設計監理者、工事施工会社、マンション管理士等は居住者のニーズ、トレンドの変化を理解して、現場(実態)をよく調査して何を優先するべきなのかを冷静に見極める「プロの力」が必要です。
文中の絵画は、パウル・クレー(1879-1940)表現主義、キュビスム、シュルレアリスムなど当時の前衛芸術運動のさまざまなスタイルから影響を受け、強烈な個性を感じる作品を残しています。
現在のスピチュアルアート(自らの内面や魂の声に従って、物質的な世界を超えた思考の表現)に強く通じるところがあります。
クレーは時代を超越し深く刺さる思考を絵画という手段で表現できる卓越した技法を持っているのに比べ、日本のスピチュアルアーティストは、基礎表現力(デッサン力)が不足し、活字で補足しなければ理解されないような上っ面だけの軽いモノ(又はグロに走る)になっていると感じます。
松尾好朗












































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傘下の中国中鉄十局(タイ)有限公司が建設を担当.png)


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