歩道にあった死角

 以前、当ブログで‘街で見かけた残念なデザイン’と題して取り上げたのが、大田区内第二京浜(国道1号線)の歩道との境に設置されたガードレールのデザインです。

 パイプの隙間にカバンの帯紐なのか水筒のヒモのようなものが挟まっていて、それが一つや二つではなく連なっている個所もありました。

 先日、工事業者がそのモノが挟まっているガードレールを外し、別のもの(よく見ないと違いが判りません。)と交換しているのに出くわしました。
 このブログで指摘したからでしょうか、いやいや評判が悪かったのでしょう、隙間には平板が溶接されていました。この写真の通り・・。

 これで子供が水筒やカバンのヒモを隙間に詰めてしまって、どれだけ引き抜こうとしてもだめなので、泣く泣くあきらめ帰ってから母親に「ぼーっとして歩いてるんじゃないわよっ!」と叱られなくて済みそうです。めでたし、めでたし。

 もう一つ、あるファミリーマンションのエントランスドアの取っ手のデザインです。

 特定したくないので問題の部分だけの写真ですが、取っ手の上下エッジが鋭角に尖がっています。わざわざ特注したもののようです。
 高さから考えると、下端は扉が風にあおられると小さな子供のおでこや目に直撃するかもしれません。
 管理員さんもその扉のガラスを磨く際には、かがんだ時等に尖ったところで手や顔を引っかけないように気を使っていると言ってました。
 実際触ると痛いです。いずれにしてもストレスを感じるデザインです。
 

  設計者は他と違うもので差別化して満足したのかもしれませんが、危険で残念なデザインだと感じました。
 不特定多数の人が出入する公共性のある場所では、デザインの基本は忠実に守って欲しいものです。
 松尾好朗