
大田区に限らずですが、ごみ収集・資源回収は、お盆休みにかかわらず決められた曜日の通り実施されます。(12/31~1/3は休)
マンションの管理員(清掃専門スタッフがいない場合)は国民の休日であってもその曜日には出勤して、ゴミや資源を指定された集積所へ運んで後の整理をしないと、一日だけでゴミ置き場はジャングルのようになってしまいます。

ジェイムズ・ピール
『ニガウリと野菜のある静物』
1820年頃
メトロポリタン美術館
自称高級マンションでも、ごみ置き場の換気扇のメンテナンスがされずに機能不全、出入り口がシングル(通常は親子扉)で、細長い置き場の入り口扉付近にゴミ山ができると奥へは行けないという導線の設計がアウトだったりしますね。
区内のある高級といわれる大規模マンションのゴミ置き場では、まず換気設備が貧弱で築浅なのに臭いが外まで漂い、中は照度不足で陰気、何よりも蒸し暑く、とてもスタッフが快適に作業できる環境ではありませんでした。
そこでは郵便と宅配ロッカー投函口が、外部から入れる部屋(反対側のロビーに取出し口)になっていましたが、そこがまた蒸し風呂状態でした。
エアコンが効いたロビーに比べ、戸数が多いため作業の滞在時間が長くなる郵便配達員や宅配業者は、環境が最悪(ここも照度不足、換気不良)でしたね。その中で私は何か所も蚊に刺されましたので余計に印象悪いです。ww
マンションは、プロが設計しているのに何でこうなるの?ということなんですが、計画途中でコストダウンの指令があれば、まず裏方の仕様や各設備のランクを一括でダウンさせます。大規模で個数や面積が広いので㎡単価を下げると、その時は安くなりますが、これが後でトラブルになったりランニングコストが余計にかかったりするのですね。

ジェイムズ・ピール
『野菜のある静物』1826年
ヒューストン美術館
また、竣工図面に仕様変更が記載される前に販売パンフレットに載っかって販売後にクレーム発生になったりします。
新築分譲マンションはなんといっても売れてなんぼです。ウン千万円の買い物をさせるには、見映えも見栄えも大事な要素であることは理解しなければなりません。
例えばモデルルームの訪問のため、夏の暑い日に大汗かいてマンションに到着した客は、ロビーに入ったら涼しいほうが、そりゃあ印象がいいでしょう。

「豊かな果実」1820年頃
James Peale Abundance of Fruit
とは言うものの高級マンションを謳うなら、スタッフに我慢を強いる環境では、裏方の組織は間もなく崩壊します。
大型スーパーやホテルも同様で、バックヤードこそしっかり計画して働き易く管理が快適に行える環境でないと年間のランニングコストに大きく響いてきます。
また、マンションの大規模修繕計画がある場合、毎日マンションを見ている管理員から改善点が挙がっても、大規模修繕コンサルタントの先生たちは、ほとんどの場合却下するのですね。
客から見て「キレイになった。」なら受けがよくお金になりやすいのですが、管理員の希望などは多くが手間の割にはお金になりません。
コンサルタントは管理の現場実務の経験はないので、そのマンションにおいての重要度が理解ができず改良のアイデアも出せずということです。

Still life with watermelon peaches margaretta angelica peale
マルガリッタ・ピール
本題に戻ると、みんなが休む盆正月や連休の時期には代行の管理員は全く足りません。管理会社のフロントも嫌な顔をするでしょうから代行は頼めず、結局は休めない業種であるということです。

Peaches and grapes in a porcelain bowl-sarah miriam peale サラ・ピール
知らないままにオリンピックが終わりました。て感じです。とはいうものの開会式を録画で観ました。
パリというネームから新しいアート、美しい何かを期待していたのですが、期待とは逆のモノが長々と映り、がっかりでした。
仏文化の停滞、迷いを感じます。
アートが行き詰まるとエロ・グロや理論に走りがちですが、今回はポリコレ、多様性が鼻につきましたすね
歴史をあざ笑うような演出は我々は野蛮な人種ですとアピールしているようなものです。
ギロチンを五輪の開会セレモニーにする国が、日本に向けて死刑反対とほざくのは喜劇です。www
スポーツクライミングで身長が低い日本選手への差別、本人は関係ないといっていますが、何度ジャンプしても手が届かない4分間は長く残酷(結果0点)でした。
100m走は体格が違っても同じスタートラインに並べますので、公平(公正)というならスポクラも同じ高さになるように踏み台を用意しますか?ww

平等 と 公平
挿絵に登場した静物画は、ジェームズ・ピールという米国の画家です。
同じ頃、日本では馬琴や一九、広重が活躍していました。
静物画が有名ですが、風景も肖像画も多く残しています。
5点の静物画を紹介しましたが、最初から3点目までがジェームズ(父)さんですが、4点目は娘のマルガリッタさん、5点目も娘のサラさんの作品です。実の娘が4人画家になっています。
26歳の頃から米国独立戦争(1775~83年)、のちに将校として活躍しています。その当時、娘には家事全般を教えるのが一般的でしたが、ピール家では絵画の基礎から、画家で食っていけるノウハウまでをも教育していました。当時は肖像画の需要がありましたので長女のアンナさんは肖像画を多く描きました。
最初の絵に出てくるニガウリ、つまりゴーヤですね、ここまで熟すと赤い実(種の周り)が甘くて、子供の頃よく食べました。
松尾 好朗
