マンションとカラスではなく、ガラス(硝子)です。
Aマンションのエントランスは、大きなガラスを嵌めたスチール枠に、ステンレスパイプの取っ手が付いた街でよく見かけるドアです。

そのガラス面に日光が差すと、手油の汚れが目立ちます。くっきり手のひらの形が転写されているものも見られます。
何故取っ手(押手)を使わずガラス面を押して開閉するのでしょうか?

少し上の世代は、たとえ強化ガラスであっても「ガラスは割れるもの」が脳内に刷り込まれており、少年時代に野球ボールで教室のガラスを割ったら先生に叱られ、親が弁償してまた怒られるという恐怖体験が連鎖するのでしょう。www
磯野カツオ君時代のイメージです。
元々、電車のつり革を触るのも嫌がる若者は扉の取っ手も触らず、ガラスはめったに割れない世代と重なっていますので、ガラス面を押して開けることは何も抵抗がないのだと思います。
尚、つり革リングの多くは抗菌コーティングされたプラスチックです。
銀や銅を始めとする多くの金属、それら合金には抗菌性を持つ、又は持たせた金属を加工した製品が多く存在します。メッキについても同様です。
「抗菌」とは「製品の表面における細菌の増殖を抑制する状態」と定義され滅菌、殺菌、静菌と区別されます。
ステンレス表面に抗菌作用を持たせた製品や、スチール直管(鉄管)を抗菌ステンレス薄板で巻いた加工品をよく見かけますね。
つまりガラス面を触るよりも金属の取っ手を触る方が衛生面では優れていると結論できます。

尚、特別な衛生環境下では、抗菌ガラス(フィルム、塗布)が使われますが、マンションでは通常使用されることはありません。
また、アルミはアルマイト処理による抗菌、抗ウィルスが一般的です。抗菌アルミホイルも市販されています。
マンションでは樹脂コーティングされたアルミ手すり等が経年劣化により白錆が始まっているのを見かけます。
カツオ君の野球で思い出した閑話
私は地元の少年野球チームのコーチを十数年間に亘って手伝っていました。
土地柄なのか、地元小学校だけでなく筑付、また慶応など私立小も加わっていた混合チームでした。
以前は大田区内のリーグ戦等で着用するユニフォームは、高学年になってから新調(又は卒業生のおさがり)していましたが、数年後にはスポーツは格好から入るという風潮からピカピカの1年生からユニフォームはもちろんグローブやバットを買い揃える親(祖父母か?)が多くてコスプレ会場のようで、でも自身の体の成長と野球の上達により目が肥え「ちゃんとした」用具に買い替えたくなるので、最初のそれらは記念写真用で終わります。ww
バット等はチームで購入した数本を全員で回して使ってましたが、数年後はほぼ全員が練習や試合のたびにマイバットを持参するのが普通になりました。
少年野球の役割の一つ、土日が最も忙しい仕事の両親のため、子供を預かるというスポーツを通して地域で助け合う(監視)側面があったのですが、数年後は少子化の影響なのか、子どもの練習を見学する両親や家族が増えに増え、親同士のコミュニティーも自然発生していました。合宿練習ではチャーターしたバスに続いて自家用車で家族全員で参加することが多くなり、親には雑務を引き受けていただけました。少年サッカーが全盛期だった頃も、少年野球を通して様々素敵な経験をさせていただきました。

木目調フィルムシート
本題に戻ります。
Bマンションのエントランス扉の枠はスチールに木目柄のフィルムシート(ダイノック類似品)が貼られガラスが嵌められています。直接雨がかりではありませんが泥はねがあり、外部に面する側は直射日光を受けてシートの劣化は早く、ひびや変色、剥がれが目立ちます。
配送業者の台車が毎日ゴンゴン当たる扉の下部は悲惨で、常識的に金属のプレートやコーナーガードを使用する対応が必要な場所です。
私は以前、屋外用のフィルムシートをディスプレーやサインにイベントの期間限定で使用したことがあります。しかし長期間に亘り紫外線、温度湿度に大きく影響を受ける最終仕上げ部分に採用するのは避けるべきです。
マンション販売時の見映えだけを優先して、完売できれば「優秀な設計者」と評価されるマンション業界ですが、人生で最も大きな買い物をする人々の将来のことは、全くイメージできていないのが残念です。
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NHKも民放も「パンダお別れ」放送が延々と流してますね、衆議院選スタートよりもマスゴミにとっては重要なところが笑えます。
松尾好朗
