取るに足らないマンションのゴミ事情

 大田区南馬込のマンションが管理会社を募集しています。詳しくはメニューの公募・入札情報をご覧ください。
 管理士会では11/26(日)14:00~無料相談会を開催いたします。ご希望の方はメニューのお問合せからお申込み下さい。11/1発行の大田区報でもご案内いたします。

 最近よく見かけるこの炭酸飲料のボトル、プルトップのフタなし飲み切りサイズの韓国製です。
 ボトルはPET(ポリエチレンテレフタレート)、ふたはアルミ製、ラベルはポリスチレン製です。ラベルは剥がせますが、PETとアルミが溶接着して分別不可能です。
 可燃ゴミでも資源でもありませんね、メーカーも輸入業者も売れたらあとは知らんぷりのタイプ?
 流通の終末に迷惑をかけないでね、と。

 紙の新聞を購読する家庭が少なくなりました。
 雨も降っていないのに朝夕刊ごと雨用ビニールラッピング(通称:雨ビ)に入っていませんか?(花粉除けの説もあります。)
 脱カーボン社会ガーと叫んでいるマスコミ・新聞社(の末端)に聞いてみたいです。
 薄いポリエチレンなのでゴミ袋にもなりません。それどころか袋に新聞が入ったまんま捨てられている某政党と深いつながりのある新聞をよく見ます。お付き合い購読で読んでないのでしょうね。

 このポテチはマレーシア産ですが日本の会社です。筒缶の底がスチール、本体は硬いボール紙で簡単には分別ができません。米国製の同じものがありますが、改良もなく真似するだけでは三流ですね。

 この段ボール箱は環境のために一生懸命努力しています。でも、かさばるクッション材のエアは誰が抜く?変な菌入ってないかな?どうする?

 人のうわさも・・・。SDG’sとかLOHASとか、LGBTQia、コオロギ食、EV、太陽光パネルまでも、もう忘れられそうですね。
 マンションのゴミ置場を見れば、世情の移りや流行が垣間見れます。
 他国に対して民度が・・・という人がいますが、休み明け朝のゴミ置場を見ればその居住者のソレが想像できます。
 ゴミでも何でも自分の手から離す場面では、貧富とか多忙だとかは関係なく行動、立ち振る舞いでその人の内面が出てしまいます。
 行動のフィニッシュだけでも美しく決める人は印象いいですよ。
松尾

マンション管理計画認定制度

1.11/26(日)14:00~無料相談会を開催します。
2.近々、マンション管理会社募集の案内をいたします。10/2メニューの「公募・入札情報」で概要が見られます。

 大田区まちづくり推進部建築調整課から、マンション管理組合理事長宛てにマンション実態調査のため、アンケート調査票が届いたと思います。
 これは、この10月から申請受付が始まるマンション管理計画認定制度のため、前座としてアンケートの最後に管理計画認定制度について意見を求める欄が設けられています。

 私はあるマンション管理組合のこのアンケート調査に回答しましたが、管理規約を確認して、パンフレットや竣工図面の数字を照合しながら進めて行くと、これが2時間以上かかってしまいました。

ジュール・シェレ

1836年-1932年
(フランス)

 この機会にできるだけ多くのことをアンケート調査に盛り込みたいのは理解できますが、区役所の同じフロアで建築関係の部門には(敷地や延べ面積、階数、戸数、竣工年等)の必要なデータがすでに揃っているわけですので、そっちで入れてから送ってよ感があります。
 輪番でたまたま指名された理事長にとって、すべて精度高く回答するのは辛いのではないかと感じました。途中であきらめ、提出できなかったとなるのは残念です。

 マンション管理計画認定制度において、大田区は独自に基準を上乗せして発表しています。以下にその特徴的なところを5つ抜き出しました。

1.運営:居住者の要支援者名簿を備えていること

2.経理:修繕積立金の3か月以上の滞納が1割以内であること
3.計画修繕:(前略)決議された長期修繕計画が、国が策定した様式に準拠していること
4.危機管理体制:災害対策基本法に規定する自主防災組織の結成または訓練(中略)備蓄物資、要援護者の把握を行っていること
5.コミュニティ形成:地域の町会・自治会へ加入していること

 以前にも書きましたが、マンションを勝手な基準で格付けする制度が続々と生まれていますね。


 マンション管理士が、その判断を担うこともあります。
 派遣され初めて訪問するマンションで、短時間に正確かつ客観性をもった判断で、他人様の財産に点数をつけられるほどマンション管理士は偉くないと思いますよ。

 これまでの各認定等の格付制度は、ほぼ失敗でした。
 今回の管理計画認定制度が形骸化してしまわないよう願います。
 要介護や滞納金の状況は日々変化しているものであり、修繕計画も毎年変化するものです。そして、長期修繕計画は修繕履歴を基に作成が可能だと考えますが、履歴は要件にありません。

ジュール・シェレ 1858年
「地獄のオルフェ」のポスター

 町会費をまとめて払っているだけで「町会へ加入しています。だから、このマンションはコミュニティー形成ができています。」と判断されては意味がありませんね。
 表面を繕っているだけに見えてしまう調査、上から目線の「お上が認定してやる」の制度は成功しません。
 責任押し付け、補助金なしの強制ボランティアという人もいます。

 おひとり様に需要のあるワンルームマンションは置いてけぼり、居住者や地域コミュニティーを中継する役目を担うマンション管理員の存在も無視されています。

 文章の内容と挿絵とのかかわりはありません。
 インターネットもラジオもテレビもない時代、ジュール・シェレ(仏)の描くポスターは、垢ぬけていてエレガントでカラフルで、先進的で活動的な女性を描き、憧れを集約したような存在だったのでしょう。
 視覚伝達の方法として当時、最上の手段でした。
 画家の性格は絵に出てしまうので、同時代の商業美術の世界では、ロートレック、ミュシャ、スタンランには思想・哲学を感じてしまい、それが少しの堅苦しさと緊張感が陰となっていますが、ジュール・シュレの絵にはアートとの割り切り感というか、陽気さが勝っているように思えます。
 最後に貼り付けたのは、ジャック・オッフェンバックのオペレッタ「地獄のオルフェ」のポスターです。シュレが一流であることを認められた作品です。
 このオペレッタに出てくる曲の一つは、運動会や文明堂のCMでおなじみの「天国と地獄 ♪」です。
 この時代、日本では「安政の大獄」「桜田門外の変」を経て、江戸幕府が崩壊へ突き進んでいた頃です。
 松尾 好朗