節減努力という罠

 小売電気事業者を選べるようになった背景(2016/04~)があり、Aマンションでは共用部分の電気料金節減を目的に、東京電力からB電気へ切り替えました。

 切り替え後は、昨年同月比で数千円の節減金額が確認できました。
 B電気への支払い方法は契約では自動振替でしたが、数か月経っても振替が開始されていないため問い合わせると、「来月からです。」との返答が何度か続いたあげく、1年間経過もまだ自動振替がされません。
 そのため、このB社の支払いのためだけに銀行へ出向き現金を振り込むという手間を強いられました。

キュラソーの街並み
キュラソー国旗
キュラソーの街並み

 理事会ではB電気は信用できないとして解約を申し入れたところ、解約料と調達調整金の前払いを加算した請求書が送られてきました。
 契約時に確認しているはずの解約料でしたが、契約口(動力、電灯など)は3口分それぞれが解約料の対象になるのは把握できていなかったことは迂闊でした。
 後から判明したのは、単価が市場連動型であるこの会社では3年分の調達調整金を前払いする実質3年縛りの契約だったことです。
 1年間の節減分を差し引きしても大赤字になります。電気供給が止まるリスクを避けるためすでに会計方は電気料に合わせて支払いを終えていました。
 この解約は相手方に契約の一部に不履行(自動振替の未実行)があること、また調達調整金は相手方に原因がある解約においては、支払い義務が生じないことを主張して返金を申入れました。
 何度かのやり取りの時間を費やした結果、返金に応じるとの回答がありました。

対岸からのウィレムスタットの街の眺望
クイーン・エマ橋よりウィレムスタットの街並み

 法改正などを機にマンション管理組合へ直接、様々な怪しい業者が入り込んできます。
 以前は、磁気活水器、地デジ対応、家庭用火災警報器、アルカリイオン整水器、水質検査、ディスポーザー、民泊など、他にあたかも管理組合が案内しているような文面でインターネットの勧誘や、オートロックを潜り抜けて宅内設備点検と称して家庭内に入り込み、水周りのリーフォームを強引に契約させることもありました。これらは詐欺に近いものですが、特定政党関係や宗教などは信じた者が勧誘するので厄介です。

 写真はソフトバンク球団の外野手、バレンティンの故郷です。
 この人口15万人ほどの小さな島から彼のような大リーグの選手を多数輩出しています。

キュラソー島 ウィレムスタット

 オランダ自治領キュラソー島というベネズエラの北、カリブ海に位置する種子島ほどの広さの島です。
 中心のウィレムスタットの中心街の街並みは明るく、現在は観光産業の島になっていますが、若者の多くは外に出るしか生きていけません。町を少し外れると荒廃した土地が続きます。
 スペインに完全に征服され原住民は一掃され文化風習は消滅、その後もオランダに植民地支配され続けました。
 欧州の奴隷売買や世界の石油をめぐる情勢に翻弄され続けた小さな島です。
松尾好朗

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